平均 μ、分散 σ2 を用いて、マハラノビス距離 d は次のように定義される。
d=σ2(x^−μ)2
平均ベクトル μ、分散共分散行列 C を用いて、k 次元正規分布を N(μ,C) とする。 マハラノビス距離 d は次のように定義される。
d=(x−μ)TC−1(x−μ)
ただし、k(<d) 本の d 次元ベクトル Xi の分散共分散行列 C=∑i=1k(Xi−μ)(Xi−μ)T は逆行列を持たない。 そこで、行列 C の k 個の固有値 λi(>0) と、対応する固有ベクトル ui を用いて、近似的に擬似逆行列 C−1 を定義する。
C−1=i=1∑kλiuiuiT