含意

ならば のような論理式を含意といい、 と表現する。 これは、 が正しいとき、 もまた正しいならば正しいことを意味する。

解釈

含意演算子は以下のように評価される。

111
100
011
001

が正しくなければ常に が正しいことの導出

次の2つを用いることで、 が正しくなければ常に が正しいことを導出できる。

  1. が無条件に正しければ、 の正否に関わらず は正しい
  2. 対偶

まず、 が正しくないとする。 それは が正しいことを意味する。 (1)より の正否に関わらず は正しい。 これの対偶を考えると、 も正しい。 したがって、 が正しくなければ常に は正しい。